株式会社トゥエルブの近藤圭介です。
東京(大手町)にあるFabbitで開催された
「プロジェクト型人材活用の失敗談と成功談」
に参加してきました。
プロジェクト型人材の活用とは
「社員を雇うのではなく、プロジェクト毎に必要な人を、必要な時にアウトソーシングする」
という考えです。
当社では「セールスサポート」という内容で様々な営業サポートをしています。
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プロジェクト人材という考え方は
これからの時代に絶対に合っていると考え当社でも取り入れていますが、
大手企業がどのような考えでプロジェクト人材を導入しているのかを聴いてきました。
基本的には自分用のメモですが、良かったら参考にしてみてください。
<20181212 Fabbit~プロジェクト型人材活用の失敗談と成功談~>
〇どのようなシーンでプロジェクト型人材を活用したのか?
(TEIJIN)
・どんなシーンで活用したか?
-自社で新規プロジェクトを立ち上げた
-自社の知識、リソースだけだと限界があったので
-外注できるものはしたが、そもそもマーケティングなどが出来ていなかった
-作って満足して、その先が足りなかった
・ビジネスモデルを図にしたときの書き方
-企業目線(役員決済で必要だった)
-ユーザー目線(どうやって収益化するの)
・集客に困っている人は後で話しかけて
(ゼロビルバンク)
・成功談
-アクセラレータプログラムに良い人材がいる(→俺じゃん)
・失敗談
-協業の人に契約書なしで進めていたのでちょっともめたことがあった
-報酬分配、上手くいかなかったとき、業務の幅などを取り決めておく方が良い
(協和)
・失敗談
-リメイク:2万人がいるプラットフォーム?
-新規事業のアイデア出し、1位になっても実際のプロジェクトにならなかった
-中の人も外の人も、やりたい事を明確に分かっていない事が多い
・成功談
-新規企画開発の人と相性が良かったからうまくいった
-企業によりルールがあるからそこに適合する事が大切
〇3社ディスカッション
・良いと思ったけどダメだったパターン
-自社で出来ないことをプロジェクト人材に依頼したときに
-言葉が通じなさすぎるのでぎくしゃくする
-新メンバーが入るときに必ずぶつかる ⇒なぜ?
-期待値のすり合わせが出来れば良いが、言葉だとムズカシイところもある
・スタートアップの人材はとんがっている人が多い
-大手に対してきちんと意見を言う事も大切
-でも、調整役も必要(○○さんの顔を立てないといけないなどの企業もある)
・擦り合わせに時間がかかる
-調整が必要、時間がかかる
-調整役と一気に進む人が必要(社内、社外)
・プロジェクト人材活用のアドバイス
-来てもらうタイミングで決まる(たくさん人が来るから)
-正しいときに、正しい場所にいたというのが重要
-100年もやっているとやり方や風土が決まっている
-プロ人材に来てもらうことで、いい揺さぶりになる
-社内の人は風土の中で生きられて、かつイノベーションも出来る
・自分事に出来ているかどうかを見ている
-こういう価値観で仕事をしているかどうか
-主従関係だとお客さまの指示に従っちゃうから
・面白いと思ったこと
-100人ルール(どれだけ規模が大きくなっても社員100人まで+外部委託で)
-自社に主導権がある(売上シェア50%など)があるとどうしても考えを言いにくくなる
-そういう場合、シェアを下げるようにしている
・良かったこと、成功事例
-すぐにアサイン出来た
-社員にノウハウを教えてもらえた
-業務効率化につながった
・座組が組める人が良い
-他の人も巻き込んで組める人
・プロジェクト型人材の活用に対する責任は?
-仕方ない(自分でできない、社内にいない、いても参加してもらえない)
-なので1回やってみるしかない
-何人かは失敗しているけど、それでもやってみるしかない
-パソナがやっているサービスだとやりやすい ☆うち!!
・Googleにおける失敗の定義
-やらなかったら失敗
-イスラエルは失敗の数が多ければ多いほど実績になる
-面接で人生最大の失敗を聴く
-日本人は失敗に対する許容が少ない
・協和では、まず週1~週2程度を一緒にやってみる
-企画書などを用意はあえてしない(依頼する側も言わない方が良い)
-「今から3日以内に無料で出来る事をひとまずやってみませんか?」という提案でまずきっかけを創る
-失敗からイノベーションになる
〇Q&A
「営業のアウトソーシングに需要あると思う?」
・社長に直接行く(うちで言うWhy型営業)
・遊び心のある営業
・現状では営業プロ人材いらない、社員の方が良さそうという考え
・会社のカルチャーがメーカーだと入りづらい
・新規事業、企画だけうまくいくパターンが多い
・そこをきちんと「売る」事が出来たら良いけど、ものづくりが先行していることが多い
⇒需要あるじゃん
・事業開発を任せたい
・プロジェクトと呼んでいる、全部に責任もって2年で5億いこうなど
・5億創るからやって、とかいうライザップ式の任せ方が良い
・BtoCよりBtoBの方が上手くいっている事が多い
・OKRを4半期ごとの1on1で確認している
・本音で話せるかどうかがポイント
-私とあなた、ではなく、数字を入れたものに対しての意見交換などをするとやりやすくなるかも
なるべく講演をされた流れのまま、要点をまとめてみました。
あなたはこれを見て、どんな気付きがありましたか?