株式会社トゥエルブの近藤です。
ラクスル代表の松本さんのお話を聴いての気付きをシェアします。
基本的には自分用のメモですが、良かったら参考にしてみてください。
〇世界トップ10企業のうち7社がプラットフォーム会社(Amazon、facebookなど)
・今までは大手企業が独占していたが、それが変わってくる
・大手企業が仕事を独占して、外注しているのが現状
・下請けにすることで時間とお金のコストが余計にかかっている
・それをプラットフォームで解決させたい
・プラットフォームの方がなめらか
・インターネットにより企業の情報や評価制度を把握できるようになったので実現可能になった
・Amazon、アリババ、など全部、今後こうなっていくと予想される
・企業は世の中が変わってきたら受け入れるしかない、だからラクスルで先にやっている
〇世の中の現状の問題点と、どのようにしたら解決出来るかを考えてサービスにしている
・ラクスルは印刷会社だけど、印刷機を持っていない
・印刷枠が空いてるところに当て込んでいるのではなく、ラクスル枠をもらう契約をしている
・紙と人件費がかなりかかっているので、紙を共同で買ったり、時間効率化する事でコスト改善している
・自社に印刷工場はないが、各パートナーに対して生産性を上げるサポートをしている
・単なるマッチングではなく、印刷会社の利益率を上げる提案をし続けている、集客も同時にサポートしている
〇シェアリングというモデルの成功事例
・ラクスルでの業務改善で、4年で売上30億→70億で上場した実績もあり
・小ロットに特化して6,000〜10,000円程度のものを受注、市場に新たに需要をつくっている
・営業を入れると収益がプラスにならないのでプラットフォームで収益を生み出している
・大手だと大ロット、大量仕入れ、大量売上を狙っているので、自社で大ロットを受注してもプラスにならない
・なので小ロットしかやらない
〇ハコベルも似たようなもので、ドライバーにもお客さんにもメリットあるプラットフォーム
・ドライバーとお客さんのなめらかなマッチング
・アナログ管理をデジタル管理に
・ドライバーにインセンティブ付けてよりサービスの向上を目指している
〇R&Dへの投資(研究開発)が大切だが出来ていないのが現状
・他社がやっていない事をやることで利益率アップ
・これをやらないと価格勝負するしかなくなっちゃう
〇オペレーション、テクノロジーの2軸だったが、プラットフォーマーは両方やっている
・日本交通、川鍋さん、実際にタクシー運転手やったりプログラミング学んだ
・組織作りが成功の鍵
・トップが現場の声をきちんと拾って意思決定を早くする
・利益率が低い業界をあえて狙っている
理由①:競争しなくて良いので
理由②:競争していないのでイノベーションが起こりにくい業界だから(自分ができるから)
〇効率化など分かりやすい価値を創れるものは、きちんとマーケティングとセールスアプローチしたら絶対に売れる
・逆に新サービスなどは難易度高い
・新サービス、新チャネル、業務改善アプローチの3軸で考えると良い
・現場視察→課題特定→プロトタイプ→UCD(ユーザー中心的デザイン)→システム開発→運用 の流れ
・現場に色々な人が行く事で、肌感覚で業界の事を掴む
・課題の優先順位をつけて、課題全体解決出来るようにしている
・よくあるのはどこか1つしか解決出来ないようなものを開発しようとするがそれだと上手くいかない事が多い
・すぐにプロトタイプを創り、プロトタイプで解決出来るか?をヒアリングしていく
・これを現場の人が使いやすいかどうかを考えて、作っていく
〇課題は現場にあるというのを徹底している
・自社開発出来るのが当たり前になっていかないと
・採用にかけるパワーを強化するのが必要になってくる
・プロダクトラインをたくさんにしないで、本当にお客さんが求めていることに絞っていく事が必要
・少なくともCTOは社内にいて欲しい
〇ファイナンスまで理解して営業している??
・プロダクトを売ってたら売れない(GMOの担当者のコメント)
・売上が上がる、コストが下がる、のであればこれを買わないと経営者失格ですよ!くらいに行けないと
・創業社長が営業を上手いのは信念をもってやっているから
☆気付き
・なぜ社長は営業上手いのか?
ファイナンス理解していて、想いもあるから →その通り!
・「売上上がるのにやらなきゃ経営者として失格ですよ!」
をやんわり言いたい、ほんとその通り。
なるべく講演をされた流れのまま、要点をまとめてみました。
あなたはこれを見て、どんな気付きがありましたか?