これからのAI技術と有効な活用方法 ~NEC未来創造会議での気付きをまとめ~

株式会社トゥエルブの近藤です。

NEC未来創造会議の講演を聴いてきました。

基本的には自分用のメモですが、内容をまとめたので良かったら参考にしてみてください。

 

<20181109>NEC未来創造会議

・講演者

羽生さん(将棋棋士)
ダニエルゴールドマンさん(シムシティを創った人)
NECのCTO など7名

・これから勝つ企業の条件とは?

-安価でみんなが使えるAI
-ビックデータを持っている
-誰でも参加出来る

・Twelveではどう考える?

-AR,VRなどが流行っている
-だからこそ、TWではそれを扱える人を育てる事業をやっておく!
-人と違う事をやりつつ、次の展開に向けた下準備が出来ている
⇒やっていることは合ってるはず!

・役割分担が必要

-人はクリエイティブな事や、新しいことをやっていく
-AIは効率良い作業など

・新しいアイデア出しに関して

-NECでは色々な有識者からアドバイスや意見をもらって改善していく
-効率化だけでなく、無駄から発想を広げていくこともあるかも
ーどうしても人を中心に考えてしまうが、地球には全体のエコシステムがある
-そこを考え続ける必要もあるのでは?
-足るを知るという考え方も必要
-色々な人のアイデアが組み合わさった時に、より良いことが出来るようになる

・Twelveでは?

☆新しいアイデアを組み合わせてプロデュースしたり、ディレクションする能力が必要になってくるとは考えている
☆みんなの才能や力、アイデアを貸して!!というイメージ
☆これにより○○を実現したいんです!という発信
☆俺の才能はプロデュース、どうやってお金に換えるか、組み合わさるか、マネタイズするか、セールスやプレゼンするか、など。
☆お互い才能を出し合って、みんなで一緒に創りましょう!みたいな

・未来に関与するポテンシャルが出来てきたのだから、次の世代にどう残すかを考える時期になってきた

-未来を、視点を変えて考える
-人間、100歳まで生きる
-社会、環境など
-技術、AIなど
-意識(考え方)と技術(スキル)を両側面で見ていく事が必要になる
-どっちかでなく、どっちもを考え続ける
-安心安全の問題を解決する事が1番はじめに必要

・これを1枚の用紙にまとめてセッションに入れる
-考え方、技術
ー価値観(選ぶ基準)、ミッション、ビジョン
-企業理念
-現在の課題、未来のビジョン
-今やるアクション、次のアクション、その次のアクション

・AIを開発していく考え方

-人工知能が〜という視点ではなく、私たちの未来はこうありたいからAIを使って〜をしよう!にならないと
-色々な人たちが集まる仕組みやスペースを創ってくれたらより発展する
-新しい知識を得るたびに、アイデアが広がる
-ロボットは現状では「愛」というところに反応できない
-人は人と一緒にいたい
-人と一緒に過ごす時間を創るような事をAIでやってほしい

・開発する側と、使う側の考え方や知識の違いがある

-そこの穴を埋めるような、人が使いやすいような技術があると良い
-そうすると社会に出るときにハードルが下がる
-Twelveではマニアックな人が興味を持つ分野より、みんなが分かりやすく興味を持つものを創っていきたい
-人が好きなものは自分でやり、大変なものはロボットにやってもらうと良いかも
-出会い系サイト→出会いアプリに変わっている(出会うのは大変だから)
-AIでやった方が幅広い出会いを提供出来る
-誰にとって良い事なの?というのを明確にしないと、上手くいかないかも
-誰にでも〜なのだけど、1人1人違う、そこをどう合わせていくか(パーソナライズ)

・時間を作っていくこと = 最もわかりやすい効率化

-「一部分の効率化」ではなく「全体の効率化」を考える必要もある
-空いた時間に新しい事をやっていく!
-AM仕事をして午後はボランティア、夜は遊びとかが出来るようになると、よりアイデア広まる!
-それは使う人の問題と言ってしまえばそこで議論がおしまい
-そういうときにどんなメンバーがどんな議論をしたら良いの?と考える必要がある
-AIに選択肢を作ってもらい、人が決める、というのが有効的な活用法だと考えている
-AIがメンターになってほしいという考えもあり
-iPhoneに電話番号記録の知識比べて勝てないって思わないでしょ?
-人とAIの役割分担をしっかり分ける事で、どんどん効率的になっていく

・どんなAIが欲しい?
ーTwelveで同じ質問されたらどう答えるか?
-1つのアイデアに対してさまざまな側面からメリット、デメリットを提示してくれるようなのがあったら良いかも(そしてそれを決めるのは人)

※ここで途中退室(1時間弱)

・気付き

-大人数の対談はあまり面白くない(1人1人の考えが深く聴けないから)
-モデレーターやコメンテーターが上手いと質問を深堀り出来るので面白いはずなので、全てはそこ次第かなと思った

・まとめ

・AIには人間が出来ない(やりたくない)ことをお願いして、人にしか出来ないことを人間がやる
・AIなどが流行っているが、結局それを使うのは人なので、人が育つ仕組みを創らないと意味がない

という参加前と同じ結論になったので、やっている事や考え方としては間違っていないと再確認出来た
 

 
 

なるべく講演をされた流れのまま、要点をまとめてみました。

あなたはこれを見て、どんな気付きがありましたか?

 

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